自分に魅力がないと思ってる人はそれはそれで魅力的だよね。という話。

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こんにちは、いきもです。

「自分には魅力がない」と思っている人は、軒並み謙虚だな、と私は思います。

 

変に

「これが私の強みです!」デデーン

みたいな人よりよっぽどつつましくて好ましい。

 

私も昔は「自分には魅力がない」と本気で思ってて苦しんでたんですが

今は

(根拠があって)自分にはこういう魅力がある

と言えるようになりました。

 

今回はそんな、「自分には魅力がない」と思ってる人に向けて

元気が出るであろう記事を書いていきます。 

 

私よりあの人のほうがすごいと思えるのは才能

まず初めに思うのは、「自分なんて・・・」と思ってる人はたいてい

「他の人がすごい」

という目線を持っているすばらしい人だということ。

 

だって知ってますか?

世の中のほとんどの人が

「あの人より私の方が優れてる」

と思って生きてるんですよ?

  

無意識で「自分よりこの場面では劣ってる」と人を見下している人が多数の中、

「私にはもうどう頑張っても叶いません」と白旗を上げられる人はマジですごい。

 

だからまず、「自分に魅力がない」「強みがない」「誰よりも劣っている」と考えられるあなたは、相当他者の良さを見つけるのがうまい人。

 

そういう意味で、すでに突出しています。

すばらしい。

  

自分の魅力なんて無いと思っていたあの頃

とはいえ、自分の魅力がわからないのは非常に苦しいものですよね。

 

ちょっと私の話になりますが、

自分の魅力がわかっていなかった頃の私の人生は、超苦しい人生でした。

 

特に、夫は私と正反対なタイプなので

・いつも朗らかで

・元気いっぱいで

・周りを笑わせるのが上手で

・超ポジティブ

という、私に持ってないものだらけの人でした。

 

近くにいればいるほど、自分が透明人間になるような感覚で、

共通の友人と会うときも、夫が近くにいるのが実はちょっと嫌でした。

 

だって夫が来ると、話の中心はいつも彼のものだったから。

 

私はあっという間に端っこでおとなしくしてなくちゃいけない感じになっちゃうから。

 

そんなんだから、自己肯定感はいつも低く。

夫が私を大事にしてくれることは頭ではわかっているものの、それを素直に受け入れられない日が続きました。

 

今思えば、単純に彼がうらやましかったんです。

 

私にとってどんなに求めても手に入らないものを、彼は持っていて。

彼が持っていないものなんか、なにもないと思っていたから。

 

しかし、ちょっとしたご縁で私が本のプレゼンを頼まれるようになってから

その立場は逆転するようになります。

 

 

始める前は

「どうせ私には面白くて役に立つものなんか作れない」

「せめて聞いている人の時間が無駄にならないようにしなくちゃ」

と思って必死でした。

 

だからプレゼンをするに当たって

「どう伝えたらわかってもらえるかな?」

「どんな情報をみんな求めてるのかな?」

ということをすごく考えました。

 

自己肯定感なんてまったくなかったから、自分の言葉なんて誰も興味がないと本気で思ってたんです。

 

今思えば、誰も求めていないことを「やってくれ」なんて頼まれることはありえないのにね。笑

 

 

 

で。

いざ発表したら反響がすごく大きくて、

「面白かった!」

「わかりやすかった!」

「聞いていて色々考えさせられた!」

といったリアクションがもらえました。

 

もちろんすごく嬉しかったけれど、実は

「そりゃあ、あれだけ頭悩ませて何度も作り直したからね・・・」

って思うフシもあって実は素直に受け入れられなかったんです。

 

でも、そのあと夫に言われた言葉がすごく私の心を動かしました。

 

「すごいね!俺にはあそこまでちゃんとしたプレゼンは作れないよ!」

「情報を噛み砕いて伝える力が俺よりずっと高い」

「俺にはやろうと思えないし、どう頑張ってもあんなふうにはできない」

 

 

言ってることはみんなとそんなに変わらないのに。

夫に言われた言葉が一番嬉しかったんです。

 

なぜ他の人に言われるよりも夫に言われたことが嬉しかったのか?

もちろん大好きな人に褒められたからというのもありますが、

一番の理由は

「絶対に勝てない」と思っていた相手に無いものが自分にはあった

ということがとにかく嬉しかったんだと思います。

 

以来私は、夫に対してコンプレックスを感じることはなくなりました。

夫と一緒に輪の中にいても、

「自分には自分の役割がある」「自分にしか提供できない価値がある」

と自信を持って思えるようになったから。

 

その自信って本当に大事なもので、

時間がたった今でも変わらず私を支えてくれています。

 

自分の魅力に気づく大切さ

私達はどうしても、

たった一つの基準で自分と人を比べて

できるかできないかで物事を判断してしまいます。

 

人と比べてできれば良い、できなければ悪いと判断してしまいます。

 

しかし、その比較の仕方がそもそも間違ってるんです。

ライオンとパンダを、一つの基準で判断しているようなものです。

 

牙やたてがみという見た目のかっこよさ、強さは確かにライオンのほうが上。

 

でもそれをパンダには求めないですよね?

パンダはのんびり屋で愛らしくもふもふしているところに価値があるのであって

パンダをみて「強そうじゃない!」「かっこよくない!」と怒る人はいないでしょう。

逆にライオンのかっこいいところを見に来たお客さんは

もふもふでのんびりした愛らしいライオンがいても、うーん?ってなります。

 

ライオンとパンダがそれぞれ人気なのは

 

ライオンにはライオンに求められるものが、

パンダにはパンダに求められるものがあるからです。

 

ライオンを見たいお客さんにどれだけかっこいいパンダを見せてもお客さんは満足しません。

そして逆もおなじ。

 

私達人間もそうなんです。

 

自分の魅力をちゃんと理解した上で、それが求められる場所にいさえすれば

誰だって人から好かれることは可能なんです。

 

求められる場所で発揮する、がポイント

夫と私の話で言えば、

社交的で場を盛り上げられる明るい人柄が求められる場では夫の魅力が求められるけど

配慮や気づいかいとわかりやすい説明が求められる場では私の魅力が求められる。

つまり魅力ってのは適材適所なんです。

 

つい人の顔色を気にしてしまう人は、先回りして相手を気づかうといった場所でとても重宝されるし

1つのことに長く興味を持てない人は、情報系などアンテナの感度が高いことが求められる場で重宝されます。

人との距離をつめすぎる人は、自分から関係を作りに行けない人にとってはものすごくありがたい存在です。

 

そんなふうに、

自分の魅力というのはたいてい、ダメだと思っていることと表裏一体です。

そしてそれは、必ず受け入れられる場所があるんです。

しかも、自分にとっては呼吸をするように「簡単」「当たり前」な事でも、

できない人にとってはとんでもなくすごいことだったりします。

 

(実際私は自分がやってきたことがすごいことだとは本気で1ミリも思ってなかったし)

 

それがわかってさえいれば、あとは受け入れてくれる場所を探すだけでいいんです。

 

自分の魅力を受け入れて貰える場所、それがインターネットだ!

とはいえ、実生活で自分の魅力を発揮できないことはよくあります。

 

会社でも、家庭でも、自分の性質が受け入れてもらえない。

そんな悩みを聞くこともたくさんあります。

 

リアルの世界で身動きが取れない状態で、自分の魅力をわかってくれる人と出会うのは至難の業です。

 

 

私はそんな人こそ、インターネットの力を借りるべきだと思っていて。

 

ネットなら今の生活を変えることなく、自分の魅力をわかってくれる人と出会うことは簡単です。

家をでなくても、新しい出会いを求めて行動出来なくても、新しい経験をしにいかなくても。

ネットなら自分と同じことを考えている人はたくさん見つけられます。

 

そして自分の魅力に気づいて、それに「いいね!」と言ってくれる人がちゃんと存在することがわかります。

 

 

「ネット上でしか関係を作れないなんて」

って言ってくる人もいますが、それはリアルで自分の魅力をわかってくれる人と出会えたラッキーな人の主張

「私が当たったんだから、あなたも宝くじ買えばいいのに」

って言ってきてるのと同じ。 

 

そんな人の言葉には、従わなくていいです。

相手はつらい思いをしているあなたの気持ちなんて、想像することもできませんから。

 

自己開示、から始めよう

だから、もしいま自分の魅力がわからない人に知ってほしいことがあります。。

 

それは

自分の情報をもっとオープンにしていこう

ということ。

 

住所とか名前とか、そんな「データ」ではなくて

あなた自身の「感情」をオープンにしてみてほしいんです。

 

どんなものが好きですか?

どんなものに感動しますか?

どんな時に悲しいと感じますか?

どんな時に嬉しいと感じますか?

なにか自分が人と違う行動をとった時、それは「どんな思い」があってそうしたのですか?

 

こういったことを実は周囲の人は知りたがっています。

万が一、「それは間違ってる!」と言われるのが怖かったら、次の言葉をおもいだしてください。 

 

感情に、良いも悪いもない。

 

法律だって、「言論と思想の自由」はちゃんと認めています。

誰が、どんなことを言おうが思おうが、それは個人の自由なんです。

極端な話、何もしなければ、どんなに人を憎んだって恨んだって構わないんです。(しないほうがいいに越したことはないけど)

 

良し悪しが判断できるのはその感情の結果、どんな「行動」をするか。

だから

「そんなのは間違ってる!」とあなたの言い分も聞かずに

あなたを否定して傷つけるような行動を取った相手こそが「悪い」のは明白。

 

だから自分の感情に罪悪感を感じないでください。

わかってくれる人はわかってくれるし、

twitterも基本的に共感した人しか寄ってこないです。

 

共感できない人は近づいてきません。それで良いんです。

それが一番平和だし、お互いにストレスも感じなくて済むから。

 

ネットに限らず、リアルの世界でもこのやり方は有効です。

やっていくことで、自分の魅力もわかるし、それに賛同してくれる人が増えることで自信は必ずついてきます。

 

だから、ちょっとずつでいいから、

臆せず「自己開示」、挑戦してみてくださいね。

 

でもでもでも。。。ってなっちゃう人にはこちらの記事もどうぞ。


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ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。