都内のセミナーに言ったら自分のダサさを思い知った話

Pocket
LINEで送る

昔から、お金の不安があった。

貯金しても、ぜんぜん安心ができない。

いくら貯めたら安心できるの?

ずっとこのまま貯め続けなきゃいけないの?

なんのために生きてんだ?

貯金のため?

 

そんな状態。

不安と不満とをなんとかしたくて

都内の友達の家に遊びに行くついでに東京のマネーセミナーを予約した。

 

した、とか軽く言ってるが、

申込ボタンを押すのに30分

個人情報をいれて「申し込む」ボタンを押すまでにさらに30分

とずいぶんかかっている。

 

キッチンとダイニングの間をうろうろしながら

悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで

「いや、ここで動かないと一生このままだ!」

と、大きく深呼吸してポチィっっ!

 

(その後の高速バスのチケット手続きは5分でできた笑)

 

 

ぶっちゃけセミナーの内容はあんまり覚えてない。

覚えてるのは

 

「茨城からはるばる来てすごいね」と褒められたこと

「君は賢い子だよね」と経営者っぽい頭のきれそうなおじさんに言われたこと

私ごときに丁寧に教え接してくれる人たちがいたこと

たくさん褒めてもらったこと

みんな超前向き、意欲的だったこと

そんな場にいた人はみんな楽しそうで、未来に対して熱がこもっていたこと。

  

 

セミナーの参加者達に散々そそのかされて

帰ってから、すすめられた10冊の本を読んだ。

 

読む、とかさらりと言ってるが内心は

「この流れ大丈夫?」

「騙されてるんじゃないか?」

「なに浮ついてるんだバカ!」

とブレーキとアクセルが同時にかかってるような状態が3日ほど続いたし、

 

損するのが怖くて、騙されてると言われそうで、

本を「買えない」。


散々悩んだ挙げ句、図書館で借りて読むことにした。(無料なら失うものはないはず、と。)

図書館を3つ4つまわったら、全部借りることができた。

というあれこれがあっての「読んだ」である。

 

 

怪しい本とかではなかったし、特定の作者に偏ってたわけでもなかった。

(~を崇め奉れ、こうしたら儲かる!みたいなのもなかった笑)

    

本に書かれてることを読むと

「そんな事考えてる人いるんだ」

「そんな考え方があるんだ」

「もっとはやく知りたかった」

という感じで、目からウロコが1000枚くらい落ちた。

眼球がなくなるかと思うくらい落ちた。

 

私が思っていたお金の概念、お金というもの自体に対する考え方、

うまくいく/いかないお金の使いみち。

 

そこから派生して、人生論にまで。

うまくいく生き方。

人生というもの、時間というものの概念。

 

私が軽視してきたものを、重視している人がうまく言っていると。

 

10冊もの本すべてが語っていた。

「いまの価値観、常識のまま進んだら、お先真っ暗だぞ」

と。

 

自分の価値観が、ずいぶん間違いまくっていたことに気づいた。

 

で、猛省。

今までの私は何だったのか。

ダッサ、馬鹿じゃんか。

いろいろ考えてたつもりだったけど何も考えてなかったんだ。

何も知らないのに知ってたつもりになってたんだ。

ちっぽけなプライドにしがみついて何も学んでこなかったんだ。

ただ悩んでた(刺激に反応してた)だけだったんだ。

 

あーーーー

あほだーーー

かっこ悪い。恥ずかしい。

 

わかってないのにわかってたつもりで、

(なまじっか小学生とか中学生の頃の成績は良かったから)

 

本当にわかってる人たちがみたら「プッ」みたいな状況だったんだ!

ださい!恥ずかしい!

 

しかもこうして本になってるってことは、ずっとまえから

「わかってる人はわかってた」わけで。

同じような問題に突き当たって解消してきた人はたくさんいたわけで。

知ってる人は、なんてことない常識だったわけで。

 

そんな事も知らないで私だけが特別悩んでると思ってた自分が、

なお恥ずかしい。

もう超恥ずかしい。

 

あー。

本当に頭のいい人たちに鼻で笑われないような、本物の賢さがほしい。

もう裸の王様でいたくない。

プッと笑われるようなお粗末な私でいたくない。

 

知識ちゃんとつけて、本物の賢さを手に入れる。

と決心した。

 

そこからは毎週図書館通い。

2週間で10冊借りられるから、

フルで借りて2週間で読んで、

返却したその足でまたフルに10冊借りて。

 
そんな生活を5年くらい。 

(なんで読んだことやタイトルをメモしとかなかったかな。。。と今盛大に公開してる)

 

学ぶほど、「本当に私は何も知らなかったんだな」と恥ずかしくなる。

けど、「何も知らない昨日の自分より多少知ってる今の自分のほうがマシ」と思えた。

だんだん人より知ってることが増えていった。

   

本だけじゃ物足りなくなって、更にセミナーに行ったりもした。

しかもお金を払って。

 

あんなに出不精だった私が。

あんなに馬鹿だった私が。

あんなにケチだった私が。

 

自分から意欲的に勉強するなんて。

お金を払ってまで本を読み、学んでいるなんて。

しかもそれがちょっと楽しくなってるなんて。

 

しまいには今、人にそれを伝えられる側になるなんて。

 

 
未だに信じられない。

 

人は、きっかけ1つで芋づる式に変わるんだなと知った。

 

そのきっかけも、「やる!」と腹決めなきゃ逃げていくんだろうなって。

 
何が怖いのかわからないままイメージだけでビビって、あの時ポチらなかったら
きっと今でも裸の王様。

 

今でも本当にわかってる人たちから「ププッ」と笑われるようなお粗末な私のまま。

 

そのまま年取って、若い人たちに「なんも知らないのなw」と言われるダサいおばあちゃんになって。

わかってるつもり、の泥舟で大航海して転覆しちゃう、お笑い物な私だったはず。

     

あのときキッチンとリビングをウロウロしながら1時間悩んで、

心臓バクバクさせながらポチった自分を褒めたい。

あれからすべてが始まったんだから。

 

昔は何をやるにもとにかく不安だった。

怖い。怖いからやらない。

それを続けても結局、何も変わらない。

つまらない。退屈。

そんな日々を5年10年やってきた。

 

けれど、今思うのは

「ちょっと学ぶだけで不安は消し飛ぶ」

「ちょっと学べば、選択肢は広がる」

「ちょっと学べば、怖いものは激減する」

「わかってれば、そうそう痛い目には合わない」

「何より、ちょっと学ぶだけで人生はめちゃくちゃおもしろくなる」

ということ。

 

怖い=知らない

だけだったのだと知った。

 

これからも私は学んでいきます。

こわいもの知らずで挑戦し続けるために。

 

それは愚かな挑戦じゃなくて

「知識によって失敗は回避できるから怖くない」という無双状態。

 

もう以前の私には戻れない。

 


私は昔、自己否定・超ネガティブ思考・人間不信、諦めグセがひどく、どん底ダメダメボロボロの精神状態でした。

しかし、あることをきっかけにそんな状態から脱出することに成功しました。

 

そのおかげで現在は、不安のない、自分の価値観に合った心地よい人生を送っています。

自分で自分を傷つけたり卑下することもありません。

今までの人生で今が一番幸せ、と思える日々がもう3年続いています。

いきもが自責と不安と失望で真っ暗な状態から人生を180度変えた物語はこちら  

 

こうした変化を起こすための第一歩としておすすめしているのが、

5年間毎日本を読み、同時に自己肯定感の高い人達との交流で私が学んだことをつめこんだ無料メルマガです。

人間関係の悩みを解決し、

弱くてだめな自分を克服し、

自分らしく穏やかに快適に生きるためのヒントを無料で配信しています。

詳しくはコチラ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。