「しんどい」が認められないといつまでも苦しい

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こんにちは、いきもです。

 

今回は

 

「しんどい」という本音に正直にならない限り、

幸せになるのは難しいよ

 

という話。

 

なぜなら、私が目にする

「生きづらさを抱えている人」

のほとんどが、

 

しんどい思いを抱えているのに

「平気なフリ」をしているから。

 

しんどい

とは口で言いつつも

 

我慢できなくもないから

とりあえず我慢でやり過ごす

 

と言う人があまりに多いから。

 

 

そんな人に対して、

我慢するより、変わっちゃうほうが楽だよ 

ってことを知ってほしいのです。

 

ポジティブを崇拝する社会

なんか、twitterを見てるだけでも思うのが

 

「だるい」とか

「しんどい」とか

 

言っちゃいけない雰囲気。

 

ネガティブな言葉を使うと

見た人がネガティブな気分になるから

使っちゃダメ

 

みたいな。

 

で、みんな我慢して押し殺して

 

いいことあったときだけ

「こんないいことがありました!幸せ!」

って言うのはオッケー、みたいな。

 

むしろ毎日ハッピーなことを発信してる人が

素晴らしい、ていうかさ。

 

 

いいけどさ。

いいんだけどさ。

 

それを否定するつもりはないんだけど。

 

 

私が心配なのは

それを見た幸せになる方法がいまいちよくわかってない人が

 

それを真似しようとして

 

ネガティブな気持ちをただ隠して

腹の底に押し込んでないかな

 

ということなのです。

 

 

私の経験上、感情は放置で解決できません。

 

そして負の感情は放っておくと、

手の施しようがないくらいに大きくなった上に

腐ってその人に毒を与えます。

 

 

蓋して見ないようにすることはできても

なくなりはしないし

 

嫌な思いをしたって事実は永久に消えません。

 

見えなくなった=なくなった

わけじゃないんですよ。

 

「でもみんな、そうして我慢してるだろうから」

 

そんな理由で腹の奥底に

 

鬱々とした気持ちや

人をうらんだりうらやんだりする気持ちや

自分のプライドを汚されたという気持ちを

 

無意識でたくさん溜め込む人が増えました。

 

 

そしたらどうなったか?

 

本当にポジティブに考えられる人は

ものすごく少なくなっちゃった。

 

楽しそうに毎日生きてる(ようにみせてる)人は

 

我慢し続けて苦しくなってる人に

「おれはこんなに苦労しているのに」

と妬まれて

 

「なんの悩みもないんだから、これくらいの苦痛を味わえ」

と叩かれたりする。

 

足を引っ張られたり

心を病んだりして幸せ(そう)な生活から転落してしまう。

 

そしてその様子を表面上は「かわいそう」と言いながら

内心ちょっとほくそ笑みながら眺める、

日々我慢を積み重ねている人たち。

 

そんな社会になっちゃいました。

 

なんでこんなことになっちゃったのか?

 

それはやっぱり、

我慢する人が増えちゃったからだと思うんですよね。

 

それも、自分のためにならない我慢を。

 

自分のためにならない我慢は、つらい。

我慢が美徳だと言われることも多いけど、

それってあくまでも

 

自分のために叶えたいことがあるなら、

それ相応の努力(我慢)は必要だよ

って話であって。

 

誰かの

「自分が我慢してるんだからあなたも我慢しなきゃ不公平でしょ」

という主張に従うための我慢は

 

全くの別物だと思うんですよね。

 

なんか、そっちの我慢と一緒くたになっちゃって

 

しんどさとか

だるさとか

主張したらいけない!みたいな感じになってる。

 

 

もちろん、後者の我慢は

ある程度社会性を保つための我慢だから

 

誰かとうまくやっていく上では

無視できないものなんだけど、

 

それだけを重視して

それだけに囚われて生きるのって

 

すごく窮屈だよなって思うんです。

 

だって、どれだけ我慢しても

どれだけしんどい思いをしても

 

どこかの誰かの気分が

ちょっとばかりスカッとするだけ。

 

しかもそのどこかの誰かは

別に気分良くさせたい相手じゃないし。

 

むしろ自分に文句ばっかり言ってくる人だったりして。

 

 

そんなことばっかりして生きてたら

そりゃ人生楽しくないよね

って思うんですよ。

 

気質と向き合うということ

これ別に、敏感さんとか鈍感さんとか関係ないと思うんです。

 

もちろん、情報過多で疲れやすいのは事実だから

 

あれこれ気になっちゃう

ってのはあると思うけど

 

気になるから自分はかわいそう

だから誰かに助けてもらわないと幸せになれない

なんてことはないし、

 

鈍感だから幸せかって言ったら

必ずしもそういうわけじゃないし。

 

要は

「自分がどうしたいのか」

「自分にとって何が大事なのか」

と真摯に向き合って、

 

「しんどい」気持ちに正直になって 

 

「これをなんとか取り除かなくては」 

 

と思えるようにならないと、

嘘偽りのない本物の自分にとって幸せ

にはなれないんじゃないかな

ということなんです。

 

 

 

話はちょっとズレるけど、

私は今まで自分の至らない部分をずっと責めてきたから

 

それがHSPを知って

「自分のせいじゃなくて、もともとそういう気質なのだ」

ということに気づいたときは

 

すごくホッとしたんですよね。

 

あ、私悪くなかったんだ

って。

 

でもそれと自分が幸せになれないのは

まったくの別問題だ

 

ってことに気づいたのは、それから少したってからでした。

 

 

人からどんなに「かわいそうに」と言われる境遇でも

ちゃんと自分の人生を楽しめている人はいくらでもいる。

 

工夫や対策次第で

人生はいくらでもよくできる。

 

(多少の運や成り行きはもちろんあるから、50:50位かもしれないけど)

 

 

そんな事も知らないで、

「私は苦手なことが多いから、みんなもっとフォローして!」

なんて気持ちでいた数ヶ月を

 

私は本当に恥ずかしく思っています。

 

 

問題を「問題」として認めるということ

やっぱり私達人間は、

めんどくさいのが嫌いで。

 

対策も工夫も、やっぱ正直めんどくさいんですよね。

 

めんどくさいことはやりたくないから、

問題を問題として認めて解決したりそのために頑張るって

あんまり気が進まなかったりするんですよね。

 

ならいっそ、

「問題なんてありません」

 

って顔してスルーしちゃったほうが

その場では楽だったりするんだけど。

 

私は正直、

それは全然楽じゃないって気づいて。

 

問題が問題として存在する限り、

この「しんどさ」とも「生きづらさ」とも

一生付き合っていかなきゃならないんだ

ってことを知ってしまって。

 

そこからようやく、

自分を変えるために踏み出せた気がします。

 

自分が今いるところが

 

「まぁちょっと居心地悪いけど、住めなくはない」

 

って思うと、いつまでたっても

本当の楽な人生には到達できなくて。

 

今いる場所は「居心地が悪い」

こんな状態は嫌だ

 

と正直に認めることが

変化の第一歩なんじゃないかな

 

なんて思ったりもします。

 

結局人間って、楽な方が好きだから。

 

自分より楽して生きる人を見たら

いいなぁって思うんですよ。

 

我慢してると、ここより下へ引きずり落とそうとするけど

 

我慢しないで自分が上がっていこうと思えば

そっちのエリアに立つことは割と簡単だったりするんですよね。

 

それに、一度楽な世界を知ったら、後には戻れないから。

 

ちゃんと理屈がわかった上で行動していれば

心配しなくてももとの状態に戻ることはほぼ無いです。

 

楽になりたいことは、いけないことじゃないし

案外それが一番の原動力になったりします。

 

サボりたい、楽したいって気持ちは、

ホント、エネルギーになるんですよ。笑

 

だから、怖がらずにブレーキかけずに

「今のままは嫌だ!」

って思ってみてほしいですね。

 

そしたらそこから先は、

その思いを燃料に行動していくだけだから。


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ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。