自分の敏感さの個性に合わせて暮らす必要性

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こんにちは、いきもです。

 

あなたは「どんな刺激が自分にとって不快かそうでないか」というのをちゃんとわかっていますか?

 

わかりやすく言えば、5感のどこが特に敏感とか、

・この音は嫌い

・この明るさは疲れる

・この匂いは無理

・この触り心地は不快感がある

・この味はなんだか体が求めていない気がする

 

そういったこと、ちゃんとわかっていますか?

 

あんまり意識したことない人は、日々相当な量のエネルギーを無意識で失っていますよ。

 

自分の感覚を正確に知っている人は、エネルギーをへたに消耗しないので、そうでない人と比べるととても生活が快適です。

 

私も自分の感覚に注意深く意識を向けるようになってから、今までよりもずっと「楽に過ごせる」と感じることが増えました。

 

なんかこう・・・

それまではうっすら埃っぽかった空気が森林浴をしたような空気に変わるような、そしてそれが毎日続くようなそんな感じです。

 

今回はそんな気分になるために「自分の5感に意識を集中してみないか?」ってお話です。

 

なんにも感じなかったけど、ストレスだらけでした

私が自分の不快感に気づいて生活環境を変えたきっかけは、「HSP」の特徴を理解してからでした。

 

HSPというのは簡単に言えば超繊細な人。

人よりも刺激を多く受け取りすぎるがために、すぐ情報処理能力の限界を超えてしまうため、ちょっとの刺激が大きな負担となります。

 

で、刺激ってのは具体的にいうと

「音、光、におい、味、触り心地、人の感情、」

など。

個人的には「こだわり」なんかも入るんじゃないかな。と思ってます。

 

この感受性も人によりけりだし、HSPの自覚がない人もそれぞれ苦手なもの不快なものがあると思うんですよね。

 

で、まぁようするに「刺激に弱いから刺激は減らすといいよ」ってことを知りまして。

とりあえず自分でできる範囲であれこれ対策してみたのです。

 

大きなやガヤガヤする場所には必要がない限り行かないとか

(今まではショッピングモールとか映画館とかカラオケとか何も考えずに行ってた)

 

味の濃いものを控えるようにするとか

(しょっぱいものが特段好きだったわけじゃないけど、何も考えずに普通に食べてた)

 

肌着をすべて綿100%にしてみたり

(今まではヒー○テックとか化繊の服やらニットを何も考えずに着てた)

 

夫に相談して部屋の照明をできるだけ落としたりオレンジにして過ごしたり

(今までは何も考えずに白色ライト全灯)

 

匂いは昔から苦手なことは自覚していたので、それは今まで通りで。

 

 

結果どうなったでしょうか?

 

めっっっっっっっっっっっちゃ楽になりました。

 

というか、刺激に配慮するだけでこんなに楽になんの??

というくらい楽。

 

冒頭でお話した、空気がきれいになったような感じ。

1日後半の疲れ具合がぜんぜん違う。

 

なんだよ!もっとはやくやればよかったよ!

とじだんだを踏みたくなるくらい楽になりました。

 

といっても「速攻で違う」と感じたわけではなく、

「あれ、なんか以前ほど疲れないなぁ」

みたいな、徐々に楽さを感じる感覚。

 

でも確実に、刺激によるストレスは減っていました。

 

だってイライラする頻度は激減したし、

頼まれごとや不慮のトラブルにもパニックになることが減った実感あるし。

 

これは心の余裕が生まれた、としか思えませんでした。

不快感を知るには、不快でない状況を知らないと気づけない

 これまでの人生、私は自分の感覚を完全に無視して生きてきたんだな、ということをこの経験で察しました。 

 

部屋の明かりをつけないまま過ごしていると、父が

「目を悪くするぞ」と全灯で真っ白い蛍光灯をつけてきたり

 

「温かいから」と裏起毛の化繊の肌着を母が大量に買ってきたり

 

夫が味の濃いものが好きだからとおかずは濃い目の味付けにしたり。

 

そんなふうに「他者の感覚に合わせて」「そうすることが当たり前」の生き方をしてきたものだから、

知らず識らずのうちに自分の感覚を押し込めるのが「普通」になってしまってたんだと思います。

 

だから環境を変えた当初は、本当に「物足りないわぁ」と感じることもありました。

 

でも慣れてくると、

「こっちのほうが遥かに快適だったわ」

ってことに気づいちゃって。

 

「あ、自分の感覚ではなく常識に流されてただけだったのかもしれない」

ということを実感したんですね。

 

周囲の言葉って結構、思い込みに直結したりするから

「本当にそうかな?」

「私の体はそれを求めているのかな?」

ってことを一度疑ってみるのも必要なのかもしれません。

 

自分の感覚がよくわからないときは、

自分ひとりで誰の鑑賞もなく自由に過ごせるときに、どんな環境を選ぶか?

ってことを振り返ったり実際やってみるといいです。

体と心って正直だから、一番居心地のよい状況を無意識に選ぶんですよね。

 

誰かが来たら、そこから慌てて状況を変えよう(電気をつけようとか)とする行動を取るはず。そこに周囲の感覚とあなたの感覚とのギャップが有るはずです。

 

慌てて動いたとしたら、その前の行動があなたの本音。

それを実現させてあげられれば、生活は今より遥かに快適になると思います。

 

実際私は実家を出て、夫と二人で暮らし始めてからリラックスできることが増えました。

今は特に、夫も私の性質を理解してくれているので

必要に応じてお互いに相談しながら住環境の最適化に努めています。

 

実際刺激の少ない生活は、慣れると敏感でない人にとってもけっこう快適みたいで。

思い込みや「そういうもん」ってのはあまり当てにならないもんだなぁと感じました。

ということでまとめ。

HSPであるないに関わらず、

人には「苦手なもの」「不快に感じるもの」ってのがそれぞれあります。

 

でも、つい周囲の「敏感だね」「細かすぎない?」「全然平気じゃん!」って声に影響されて

自分の「感覚」に見ないふりをしている人が多いなって思います。

 

どんな小さな刺激でも、誰だってエネルギーってのは消費するんですよ。

それが不快であればあるほど、エネルギーは失われて気力体力が減っていきます。

気力が減ると、体がどれだけ元気でも、何もできなくなります。

ある意味体力よりも気力のほうが大事に使わなければならなかったりするんです。

 

だから、自分にとって「不快だ」「しんどい」と感じる刺激はとにかく減らせる限り減らすべし。

と私は常々思います。

 

この快適さは一度知るともう戻れません。

というか、戻らずに済むようにがんばれます。

そしてその頑張りは、不快な努力じゃなく「楽しい努力」です。

充実感や満足感をもたらし、自己愛を育んでくれる質の高い行動。

 

なのでやればやるほど、人生がよくなったり自分が好きになれたりします。

 

あなたも「最近何もやる気がしない」と思っているのなら、

もしかしたら、無意識に刺激溢れた生活をして気力が減っているのかもしれません。

 

服や食事なんかはすぐに低刺激化がしやすいので、そのあたりから試してみてはいかがでしょうか^^

 

これまでに私がいろいろ実践してみて

「効果ありだな」

思ったことを書いた記事のまとめはこちらから↓


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ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。