日記は自分を開放する最高のツールです。

Pocket
LINEで送る

結論から言いましょう。

日記書くとストレス減ります。頭すっきりします。悩み減ります。

書きましょう、今すぐ。

  

私が日記を書き始めたのは中学生の頃。

日記と言っても、最初はキレそうなときの怒りのぶつけ場所でした。

中学生だから、ちょっとしたことですぐイライラするんですよね。

 

思い通りにならない事だらけ。

親に叱られたり、友人に傷つけられたり、先生に理不尽なことで怒られたり。

でもそれに反発できない。文句も言えない。

「はい、ごめんなさい」」しか言えない。

   

そんないい子の私が吐き出すわけですから、初期の日記はもう、カオスでした。

※カオス:区別が立たず物事が入り混じっている状態。

愚痴と自己嫌悪と嫉妬のオンパレード。

 

「友達にこんな事言われた」

「こっちだってさんざん普段我慢して合わせてあげてるのに」

「男子の前だといい子ぶって気持ち悪い」

 

「親にこんなことでキレられた」

「なんなの?私が悪いわけ?」

「あんただって自分のことしか考えてないじゃん」

「私ばっかり責めてお兄のことばかり大事にして」

「どうせ私なんて生まれてこないほうが良かったんだ」

 

みたいな。

 

日記はいいですよね。

誰にも否定も批判も説教もされませんから。

 

本当ならもちろん、人に聞いてほしかったですよ。

でも、きっと言葉にして誰かに伝えたら

「それはお前が悪い」

「もっと自分で努力しなくちゃ」

「ご両親は君のことを思って・・・」

とかいろいろ言われちゃうのはわかってて。

 

「そーじゃない、そういうことを求めてるんじゃない」

「綺麗事なんぞ聞きたくないんじゃぁぁぁぁ!!!!」

ってなるのは簡単にイメージできました。

 

でも、どれだけ自己中なことを書いても、

何も言わず受け止めてくれるのが「紙」でした。

 

どれだけ責任転嫁しても、誰かのことを口汚く罵っても、

誰にも伝えず黙っていてくれる。

そんな安心感。

 

しかもそうしたメチャクチャな感情を吐き出し切ることで

高ぶった感情が落ち着いたとき、

「ごめんね」だの「聞いてくれてありがとう」だの言ったり

お詫びに話を聞いてあげたりお菓子をおごったりしなくていい。

 

はぁ、スッキリした。パタン。

でOK。

 

相手が人なら何らかの形で

聞いてもらったお返しをしなければその後の関係が悪くなるけど、

お返しをしなくたって、裏切らないんですよ、紙は。

 

なんとも懐の広い存在です。

 

そして、そうした愚痴や文句だらけのページでも、

溜まってくるとそれなりに達成感があるんですよね。

 

私はルーズリーフに書いてましたけど、ズラッと並ぶ文字の量を見て

胸がいっぱいになるというか。

ちょっと誇らしいと言うか。

 

別に大したことはしてないんですよ、それこそ愚痴ってるだけ、文句言ってるだけなんだけど、

形として積もっていくとなんでも嬉しくなるし

続けて来たっていうちょっとした自信につながるんだなと。

 

そうして溜まっていくのを見ると、

「たまには愚痴以外のことも」

と、旅行の思い出とか、好きな人と隣の席になったときとか、愚痴以外のことでもペンを取るようになりました。

 

そうしてどんどん貯まる日記。

気が向いたときに、ぱらぱらと読み返してました。

暇つぶし程度に。

 

「あー、こんな時期あったな」

「うは、あまずっぱいわぁ」

「この月ずっとキレてるなw」

 

いろんな感想を持ちながら読んでました。

これが多分無意識に自己理解につながっていったんでしょうね。

 

不思議なことに、「言葉にすると落ち着く」んですよね。

煙のようにもやもやして熱を持っていた思いが、

文字にすることで目に見える形になると冷めていくというか。

 

どろどろの熱いガラスの液体が、冷めて固まったグラスになるような。

そんなイメージ。

 

そうした経験を重ねてきたことで、私は

気持ちを文字にすることが精神安定につながる

ということを確信するようになりました。

 

実際に、文章を書ける人は精神的に落ち着いている人が多いように感じます。

内省が上手というか、観察力があるというか。

そしてそれを人に伝えられるから、不満を抱えることが少ない。

 

逆に言えば、自分の中の感情がうまく表現できない人は

心の中の問題を他人に解決してもらおうとしてしまい、返ってややこしいことになっている。そんな印象を受けます。

 

 

 

今はあんまり日記を書いていません。

イライラ、もやもやすることがほとんどなくなったから。

そうした環境や精神的な落ち着きが持てるようになったのも、思いを文字にし続けてきたからだと思います。

 

今ではもやっとしたこともすぐに

冷めたグラスのように形を持って考えられるから、

いつまでも心のなかでぐつぐつ煮立っていることがないんです。

 

おかげで不機嫌な時間は数分で終わります。

やらなかった頃は、1日中ぐつぐつぼこぼこ煮立ってましたね。笑

煮詰めすぎて数日焦げたニオイを漂わせていたような。苦笑

 

 

 

そんな感じなので、今は精神的に不安定な人には

「文字にするといいよ」

「最初は『あ゛ーーーーーーーー!!!!!!!』とかで大丈夫」

「うさばらしでいい」

「いらついたときだけでいい」

「紙をぐちゃぐちゃに塗りつぶしたっていい」

と伝えています。

 

たいてい「そんなんやっても意味ないでしょ」って顔をされますけど笑

でもやった人だけが、効果を感じられますよ。

 

気が向いたときだけやればいいんです。

 

私だって、

イライラしたうえに日記のバインダーが目に入ったとき

しか書きませんでしたから。

それでも十分な効果がありました。

(まぁ、けっこうな頻度でイライラしてたんですけどね) 

  

誰が見るわけでもありません。

こっそりやりましょう。

いいんです、紙の中くらい自分勝手になったって。

誰も文句も説教もしてきませんから。

 


私は昔、自己否定・超ネガティブ思考・人間不信、諦めグセがひどく、どん底ダメダメボロボロの精神状態でした。

しかし、あることをきっかけにそんな状態から脱出することに成功しました。

 

そのおかげで現在は、不安のない、自分の価値観に合った心地よい人生を送っています。

自分で自分を傷つけたり卑下することもありません。

今までの人生で今が一番幸せ、と思える日々がもう3年続いています。

いきもが自責と不安と失望で真っ暗な状態から人生を180度変えた物語はこちら  

 

こうした変化を起こすための第一歩としておすすめしているのが、

5年間毎日本を読み、同時に自己肯定感の高い人達との交流で私が学んだことをつめこんだ無料メルマガです。

人間関係の悩みを解決し、

弱くてだめな自分を克服し、

自分らしく穏やかに快適に生きるためのヒントを無料で配信しています。

詳しくはコチラ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。