こんにちは、いきもです。
今回は
「自信持つためなら、別にポジティブになろうとしなくてもいいんだよ」
という話をしようと思います。
私もそうですが、
ポジティブになろう!ならなきゃ!って思う人ってたいがい
自分がネガティブで、そんな自分ではいけないと思ってます。
そしてポジティブになれば、自分のことが好きになれるって。
でも、そうじゃないんだよ!ってことを伝えたい。
いや確かにポジティブは大事なんだけど、
「ポジティブになることが目的になってるとうまくいかないんだよ」
ということを知ってほしいんです。
ということで今回は
ポジティブになりたいけど
なれなくてむしろネガティブになっちゃう・・・
という人に向けて記事を書いていこうと思います。
ポジティブになれば幸せになれるのか?
かくいう私も新入社員時代は相当なネガティブ人間で、
いつも「ポジティブになりたい!!」と思っていました。
なにかミスを一つすると「ああ・・・何やってんだ私」自分を責めまくってたし、
そのミスで相手が「(´・ω・`)」って顔になるだけで
「本当に申し訳ございません」って頭が床にめり込むくらいに謝罪したくなってたし、
申し訳なさすぎて「もう迷惑だから私会社辞めたほうがいいんじゃないか」と本気で思った時期もありました。
書類を落とす、お茶をこぼす、FAX番号を間違える、誤字が多いなど、
一つひとつのミスは小さいものだったけれど、
それによって周囲の人の時間を奪ったり、作業が滞ったりするのが申し訳なさすぎたんでしょうね・・・
焦りとパニックが重なって更にミスを連発してました。
そんな状態だったので、毎日なにかやらかすたびに身も心もボロボロ。
ぐったり疲れて家に帰るという生活を送っていました。
「いちいちこんなに考え込んでいたら身が持たない。なんとかしなくちゃ」
そう思って、私は自己啓発本を読むようになりました。
自己啓発本って、ほとんどが「ポジティブに考えよう」って内容が含まれてるんですよね。
「前向きに考えれば、幸せになれるよ」って。
「そうか、ポジティブになれば楽に生きられるのか!」
そう思って私は自分をポジ変するために、本に書かれていた方法を色々試しました。
・常に笑顔でいましょう
・常に前向きに考えましょう
・ポジティブな言葉を使いましょう
・「でも」「だって」「どうせ」は使わないようにしましょう
でね。
まっっっったく出来ませんでした。
・自分がミスしたことが発覚した直後でも笑顔なんて「無理!」だったし
・前向きなことがまったく思いつかなかったし
・ポジティブな言葉がそもそも出てこないし
・「でも」「だって」「どうせ」は口癖になっていて、すぐ出てくるし。
やろうとすればするほど、
「出来ない自分」ばかり出てきて、逆に「あーまたやった」と自分を責める日々。
ポジティブどころかネガティブが加速していました・・・。
1つの教えで考え方が変わった
そんなこんなで、ポジ変計画は見事に失敗に終わったのですが。
その後私は一つの教えによって大きく考え方を変えることになります。
それが
「人はサボりたい生き物。目の前に人参ぶら下げなくちゃ頑張れない」
というもの。
それを聞いて私はハッとしました。
私がポジティブになれなかったのは、ポジティブになってどう生きたいのか
という未来が見えていなかったからではなかろうか?!と。
ポジティブになったほうがいい、とは頭ではわかっていたけれど
それが自分にとってどういう未来につながるのかということが全く見えていませんでした。
とりあえず、ポジティブになれば幸せになれるだろうと思っていたわけです。
だからポジティブが目的になっていたし、
ならなきゃいけないんだ、という思考だけで突っ走っていました。
それに気づいてから私は一度、「ポジティブになろう」とするのをやめることにしました。
その代わり、ポジティブになることでどんな人生を送りたいのか?を考えることにしました。
私がポジティブになって手に入れたかったのは、
憧れの先輩のような人間になること。
時間も仕事のペースも余裕があって、でも誰よりも結果を出していて
ミスばかりの私にも笑顔でフォローと助言をしてくれて
仕事はできるし、時には悩みをじっくり聞いてくれた人。
なので私の目標は
「心と時間に余裕を持つこと」
「笑顔でいられる環境を作ること」
「仕事のミスを減らすこと」
となりました。
それからは他の人と比較しながら先輩を観察しまくりました。
仕草や言葉、気遣い、仕事のやり方を真似してみたり、
ストレスを減らす方法、人との関わり方、仕事でミスをしにくくする方法など情報を聞き出し、どんどん実践していきました。
「お辞儀の姿勢がきれいだなぁ。」
「なるほど、ああやって上司と話をしているのね」
「そっか、先にあれを準備して置いておけばよいのか!」
先輩を観察してみたら、新発見だらけでした。
「そりゃあ、うまくいくわ・・・」
「こりゃ私のやり方じゃうまくいかないわ・・・」
ということを思い知ったんです。
ちょっと悔しかったけれど、そのやり方を徹底して真似ていくことにしました。
そんな日々を続けていたら、
「余裕があっていいね」
「笑顔に癒やされる」
「しっかりしてるから安心して仕事を任せられる」
と褒めてもらえることが増えてていったんです。
ついでに今では「いきもさんは超ポジティブ」ってよく言われるようになりました。
義務感だけで努力し続けるなんて無理。
確かにポジティブってネガティブな人間からしたら永遠の課題だけれど
「~なきゃ」「~べき」だけでは頑張り続けられないですよね。
ダイエットも勉強も、やったほうが良いのはわかっているけれど
「続けられないから困ってる」のと同じ。
でもこれが、
ダイエットしないと命に関わるとか、
勉強したら大好きな人と同じ大学に行けるとか、
そういう自分にとっての明確な目的があれば、努力し続けていくことは難しくありません。
つまりそうやって「目的」をはっきりさせることが、目の前に人参をぶら下げるということであり
「人は明確な動機がないと行動できない」という原理に逆らわずに行動することなんです。
「これやったら、こんな未来が手に入る」ということがはっきり見えていないと、頑張れないのはごくごく当たり前のこと。
だから、ポジティブになろうとしてうまくいかないことに対して
自分を否定的に考える必要は無いし、無理にポジティブになろうとする必要も無いんです。
まずは「憧れの人探し」から始めよう
あなたが率直に思う、
「いいな」「素敵だな」「自分もああなりたいな」
と思う人はかならずいるはずです。
以内としたら、あなたの日常世界の外にいます。
探しに行きましょう。絶対楽しいです。
Twitterのタイムライン見て探してもいいし
読んだ本の作者をあこがれの人にしたっていいんです。
もちろんリアルで関わる中でみつかるかもしれません。
自分の独断と偏見で構わないので、「この人いいな」「こうなりたいな」と思う人を探してみてください。
でも、あこがれの人を1人決めてその人の発言や行動を追いかけていくと、不思議なことに自分がそっちに寄っていきます。
私も会社の先輩を追いかけまくっていたら、先輩のような人になれました。
その間「ポジティブにならなきゃ」とは思わなかったし、先輩を追いかけている過程は正直楽しかったです。
だって自分がちょっとずつ自分が先輩に近づいているような感覚があったから。
これ、「相手と自分を比較して、自分に足りないところを見つけられる」からこそできることなんです。
「いいなぁ」「私にはできないなぁ」と思う人ほど、あこがれの人がたくさんいるということ。
そうでない人は、「自分が常に最高」だし、「自分以外の人に興味がない」ので、あこがれの人がなかなか見つからないんですね。
だから現状を変えるのびしろは、どちらかと言うとネガティブな人のほうが優位なんです。
明確な人物像を追いかけてたら、ポジティブなんて後からいくらでもついてきます。
追いかけるというのは、その人の姿勢や言葉をたくさん見て聞いて吸収すること。
たくさん触れれば触れるほど、その人の「やり方」や信念が自分に染み込んでいきます。
なのでもし「自分を変えたい」「ポジティブになりたい」と思ったら
なりたい理想の人を見つけて、徹底的にその人のことを吸収してみてくださいね^^
きっと、私のように世界が変わっちゃいますよ。
私は昔、自己否定・超ネガティブ思考・人間不信、諦めグセがひどく、どん底ダメダメボロボロの精神状態でした。
しかし、あることをきっかけにそんな状態から脱出することに成功しました。
そのおかげで現在は、不安のない、自分の価値観に合った心地よい人生を送っています。
自分で自分を傷つけたり卑下することもありません。
今までの人生で今が一番幸せ、と思える日々がもう3年続いています。
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