こんにちは、いきもです。
今回は、
私が自分の生活を心地よくするために
具体的にどんな工夫をしているか?
ということについて話していこうと思います。
人よりも虚弱で敏感で、
「え?こんなことが負担なの?」
と思われることが多い私ですが、
日々心地よく生活できているのは
この対策が功を奏しているから。
どれだけ弱くたって、
適切に工夫、対策すれば居心地の良い環境は絶対作れます。
居心地の良い環境ができると
それまで不快感で削られていた心に余裕ができて、
自分とじっくり向き合ったり、好きなことをしたりという余力が生まれます。
このちょっとした頭と心の余裕が、人生を変えるにおいて
とても重要なんですね。
跳び箱飛ぶときの踏切台的な。
これがないと、人生を変えていくのはちょっと大変です。
変化を起こすためには、エネルギーが必要だから。
無い袖が振れないように、
無い余裕で動くことはできませんからね。
ということでいってみましょう~。
HSPって大変だよね
私は人より苦手なものがとっても多いです。
<大きな音>
声の大きい人と小一時間離すともうヘロヘロです。
突然の爆音はもちろん、地味に聞こえる長く続く音も苦手(ちょっとうるさい車のアイドリングとか)
<きつい匂い>
食べ物の匂いはまだしも、人工的な匂いはけっこう全般苦手。
また、強い香水をつけている人は本当に苦手。
<強い光>
テレビやパソコン、スマホの照明は本当にしんどいです。
他人のスマホ画面をうっかり見ようものなら、
「目が・・・!」状態。
夏の日差しも帽子がないとすぐ頭痛に繋がりますし、
白い蛍光灯もつらい。
<睡眠不足耐性が限りなくゼロ>
とにかく、8時間はちゃんとした場所で寝ないと無理です。
オールなんかした日には、翌々日まで普通に調子が悪い。
食欲も減って体力も落ちてしまいます。
<人の感情>
人混みに行くとものっすごい疲れます。
まして、混み合ってる場所では
「狭い」「邪魔」「暑い」「臭い」
みたいな感情を私以外の人も持ちがちなので、
そういった感情が
表情や態度という視覚情報によってどっと入ってきて
どっと疲れます。
それとテレビを通して入ってくる事故や事件の映像で、
人が泣き叫んだり恐怖を感じたり、ショックで呆然とする様子も
深く共感してしまうため見ていられないときがあります。
我慢を繰り返したら人が嫌いになっちゃった
私は自分がHSPだと気づく前から
「自分は人よりやたら苦手なものが多い」
ということを自覚していました。
けど、みんなに合わせるのが「つらい」とは言えなかったんですよね。
「は?それくらい大したことないじゃん」「弱すぎ、我慢しなよ」
「一日くらい大丈夫だよ」「私だって明日仕事だから大丈夫」
って言われるのは目に見えていたから。
だから友人に夕食の後「カラオケ行こう」と言われて
内心ため息尽きながら参加して、翌々日まで心身ともにヘロヘロということもあったし
彼に付き合ってアクション映画の爆音でその日の午後からずっとげっそり
なんてこともあったし
激混みのディズニーにあたってしまい夜帰宅してから頭痛がとまらない
なんてことも・・・泣
でも当時はそれでも
みんなからはじかれたり、のりが悪いと思われるのがどうしても嫌で
後で自分がしんどくなるとわかっていながら参加していました。
そしたらね。
人付き合いが嫌で嫌で仕方なくなっちゃったんです。
今思えば、
あなたの大丈夫と私の大丈夫、全然別物だからーーー!!
って話なんですよね。
だってたいていの人は
明るさマックスのスマホの画面見て
「うわ!目が潰れる!」
みたいに思うことはないし、
ちょっと人の多い場所で過ごしたからって
その夜頭痛に悩まされることもないし、
一般的に大したこと無い刺激が
どえらい強い刺激だと感じることって無いんですよね。
だから、私がどれだけ訴えても
「しんどい?どこが?」
ってなるのはもう、しょうがないよなぁって。
そう思ったんです。
感覚っていうのは目に見えないので、わかってもらうのは難しいです。
なかなか。
まして、それが相手に配慮をもとめるようならなおさら、
「え、それくらい我慢してよ」
って思われるのもしょうがなくて。
だから私は他の作戦に出ることにしました。
自分を守るために全力を尽くす
まずやったのは、
物理的に自分を保護する
ということ。
疲れたと感じたら目を閉じて視覚情報を遮断する。
音がうるさければ、耳を塞ぐ、静かな場所に移動する。
匂いがきつい香水を付ける人とは極力付き合わないし、
人混みでは表情は見ないし、遮音性の高いイヤホンをして歩きます。
ランチは人の少ない超早めか超遅めに行くし、
特売日のスーパーには行きません。
Evernote(メモアプリ)やtwitterの表示は常にダークモード(背景を白から黒に設定が変更できる)ですし、
スマホの明るさは常に最弱、夜はさらに照明を落とせるアプリを入れて
もっと微弱な明るさへ変更。
自宅の蛍光灯の色はすべてオレンジ系に調光可能なものにしてあるし、
インテリアの色味は白、茶色、グレー、黒、黄土色、ごく一部に青や緑
といった、主張しない色ばかり。
キラキラするものや赤や黄色といった目立つ色の物は置きません。
パソコンは明るさを落とすだけでなく、
青っぽい白色を避けるために画面照明を赤みのかかった色味に変更。
皮膚感覚も敏感なので、服は基本的にまず触り心地で選びます。
カフェインへの感受性も高いので、飲み物への配慮も欠かしません。
こんな感じで、ガッチガチで徹底してます。
刺激が強いと感じると、普通に過ごしているだけでストレスが溜まってしまうので、とにもかくにも心地よさ優先で環境を整備しています。
環境を整備するのは最初は大変だけど、一度終わってしまえば後は普通に過ごすだけ。
これだけでけっこうな量の「不快感」を減らせています。
周りがわかってくれなくても、できることはある。
自分で自衛をするというのは
やはりそれなりにたいへんかもしれません。
でも、人に「私は弱いので配慮してください」と求めるほうが
もっと大変です。
人は「必要性を感じないと」動けないからです。
もっと言えば
「自分にとってメリットがなければ」
あえて行動しようとはしないもの。
世の中の人は自分より刺激への耐性が強いので
あえて配慮する必要性を感じにくいわけです。
なにより、私の都合で配慮してもらうの、
なんか申し訳ない。
だからこそ、必要性を感じている私自身が、
自分を守るために行動するほうがよっぽど手っ取り早いんですよね。
そう思って、
私は自分でできる工夫をたくさんしているし、
その結果ずいぶん以前より楽に過ごせるようになりました。
自分を大事にするっていうのは、
こういうことでもあるんだなと。
心にゆとりができるってのはやっぱりいいですよ。
これまでに私がいろいろ実践してみて
「効果ありだな」
思った事例を書いた記事のまとめはこちらから↓
私は昔、自己否定・超ネガティブ思考・人間不信、諦めグセがひどく、どん底ダメダメボロボロの精神状態でした。
しかし、あることをきっかけにそんな状態から脱出することに成功しました。
そのおかげで現在は、不安のない、自分の価値観に合った心地よい人生を送っています。
自分で自分を傷つけたり卑下することもありません。
今までの人生で今が一番幸せ、と思える日々がもう3年続いています。
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