好きなことを仕事にするってやめたほうがいいの?

Pocket
LINEで送る

こんにちは、いきもです。

 

先日、こんな質問を20歳の子からされました。

「好きなことを仕事にするって、良くないことなの?」

 

私なりの「仕事感」がもろに出る質問だったので、ブログでも紹介しようかなと思います。

 

私個人の意見ではありますが、

自分のためにやるならやめたほうがいい。

誰かを喜ばせられるならやるべきだと思う

と思ってます。

 

〇〇が好きだから仕事にするのはちょっと・・・

よく、将来の仕事を考えるときに

「〇〇が好きだからそれに携わる仕事がしたい」

って言葉を聞きます。

 

それは私自身も昔は「そうだよね~」なんて思ってたのだけど。

 

こうしてブログを書いたり、実際に仕事をしてみたりして思うのは、

「相手の要望が見えてないと仕事はうまくいかない」

ということ。

 

自分がそれが好き、というのは趣味でしかないんですよね。

就活のときに散々「御社の製品が好きだからこの会社に入りたい」というのがまったくアピールにならないというのは今になってよくわかります。

 

どういうことかというと、

自分が好きでも相手はそうじゃない、という場合が世の中にはいくらでもあるということ。

 

「こんなに美味しいのに!なんで買おうと思わないの?」

って思って押し売りしちゃう人にありがちなパターンです。

 

相手は「別にそれ欲しくないし・・・」って思ってるのに商品のアピールをされても嫌な気分になりますよね。

お金払って!って言われるわけだからなおさら。

 

仕事の定義がそもそもずれてる?

仕事、というのは「相手に価値を提供することでお金をいただくもの」ですよね。

 

本来なら相手に喜んでもらって初めて対価が入ってくるもの。

 一定時間やったらお金が貰える仕組み、のことではないんです。

 

だから、仕事を「お金を得るための手段」でしかとらえられないうちは、仕事を楽しむことができません。

 

月並みな言葉ですが、「相手が喜ぶことは何かな?」「相手が欲しいものは何かな?」というのは絶対に忘れちゃいけないんです。

 

その対象はお客さんだったり、上司だったり、同僚だったり、取引先だったりまちまちですが。

そこがちゃんとわかってる人は、きちんと結果が出てるもの。

どのケースに置いてもそれは間違いのない事実です。

 

なのに、「自分が楽しいから」という理由で仕事をしていてはどうでしょう?

お客さんが楽しいかどうかは二の次。まず自分が楽しくて、それに賛同してくれた人がお客さんだ、という意見もあるでしょう。

 

ただ、それでは必ずしも「結果」はついてこない。

結果がついてこなくてもいい、というのは仕事ではなくて「趣味」じゃないかなって。

そう思うのです。

 

仕事に限った話じゃないかも

とはいえ、これは仕事に限らず

人との関係においても同じことが言えるのかなって思います。

 

私はこれまでの人生で

「自分のことだけ考えてきた過去」と

「他人のことを本気で考えている今」では、

得られるものはものすごく大きく違うと感じています。

 

それは例えば受け取る感謝の数だったり、

得られる達成感だったり、

金銭的な報酬だったりまちまちだけど。

 

間違いなく言えるのは

「自分のことだけ考えていた頃は、あんまり楽しくなかったな」ってこと。

 

それなりには楽しかったかもしれません。

でも、「自分が消費して終わり」っていうのはやっぱり一時的だし失うものが多かったんです。

 

・私の話を聞いてほしい

・私のことを理解してほしい

・私を快適にしてほしい

っていうのは、それなりの対価を払えば手に入ります。

 

でも、手に入れてもすぐなくなって、また欲しくなります。

例えるなら、コップの水をつがれて飲み干すような感じ。

 

乾いたら補充する。

飲む。からになる。

また補充する。

飲む。またからになる。

 

 

褒めてもらう。

喜ぶ。自信がなくなる。

また褒めてもらう。

喜ぶ、またなにかのきっかけで自信を失う。

 

そんな終わりのない求め続ける生活でした。

与える側となった人はどれだけ大変だったろうか、と思います。

対価もなく、エンドレスで与えてくれる人などいません。 

私は対価も払わずに欲しがってたので、かなり人間関係でつまづきました。

 

 

じゃあ今はどうか?

 

誰かのために必死で考える。

相手の役に立って、喜んでもらえる。

もっと喜んでほしくて、もっと考える。

もっと喜んでもらえて、さらに他の人にもそれが広まる。

もっとたくさんの人の役に立つ。もっとたくさんの人から感謝される。

 

噴水の水があふれるように、嬉しさとかやりがいとか感謝とかそういうものがどんどん増えてる感じがします。

ちょっと立ち止まったとしても、感謝や信頼が途切れることがありません。

 

不思議ですが、それくらい相手のことを考えるってのは影響力が大きいんです。

 

それが出来る人は、信頼されるし人生に対する満足感も大きいように感じます。

「したくてしてる」と「相手の役に立ってる」のハイブリットになってるので、ある意味最強かもしれません。

 

私はまだまだ足りないけれど、これからもっと

誰かの役に立つこと

を続けていきたいと思ってます。

 

もう「自分だけ楽しむ」ってことでは満足できなくなってるから^^;

自分の何が、人の役に立てるかなってことはいつまでも追求していきたいですね。

仕事としても、生き方としても、そういうことを大事にしていきたいなって思ってます。

  

だからもし、これから仕事や人間関係について悩む人がいたら、このことを知っていてほしいなって。

そう思ってブログにしてみました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^


私は昔、自己否定・超ネガティブ思考・人間不信、諦めグセがひどく、どん底ダメダメボロボロの精神状態でした。

しかし、あることをきっかけにそんな状態から脱出することに成功しました。

 

そのおかげで現在は、不安のない、自分の価値観に合った心地よい人生を送っています。

自分で自分を傷つけたり卑下することもありません。

今までの人生で今が一番幸せ、と思える日々がもう3年続いています。

いきもが自責と不安と失望で真っ暗な状態から人生を180度変えた物語はこちら  

 

こうした変化を起こすための第一歩としておすすめしているのが、

5年間毎日本を読み、同時に自己肯定感の高い人達との交流で私が学んだことをつめこんだ無料メルマガです。

人間関係の悩みを解決し、

弱くてだめな自分を克服し、

自分らしく穏やかに快適に生きるためのヒントを無料で配信しています。

詳しくはコチラ

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。