こんにちは、いきもです。
完璧主義の人っていますよね。
あれもこれも、100点じゃなきゃだめ!
(とは言わないまでも、90点はないと!)
って人。
・・・って思ってませんか?
あなたも実は完璧主義かもしれません。
私も知らぬ間の完璧主義でした。
今回はそんな知らぬ間の完璧主義さんも含めた
完璧主義者がどれだけ損しているか、について書いていこうと思います。
知らぬ間の完璧主義者が私を壊した
自分の「当たり前レベル」が高すぎる
完璧主義の人の問題点で本当に多いのが「できるはず」のハードルが異常に高いこと。
その基準はだいたいがその筋では「優秀な人」です。
身近な例で言えば、主婦っていうのは
料理3食手作りでバランスよくて美味しいものが作れて
掃除も育児も完璧で
いつも笑顔で心に余裕があって
家族との時間も取れるのが
普通だと思っているパターンです。
世の中、ちゃんと見てみればそんな人はほとんどいないと分かるはずです。
でも、普段から情報を仕入れているのが雑誌だったりテレビだったりするとそういう人たちばっかり出てくるし、
自分の家の「できてないポイント」をわざわざ口に出す人もいません。
まして、お友達が来るとなったら必死に部屋を片付けるもんですから
基本そこそこきれいなお部屋しか見る機会はありません。
それが普通なのに、高すぎるハードルを自分に与えては「私は全然できていない」と自信を失っているんです。
だから、ものすごくデキる人と自分を比べてるのがそもそもおかしいですよね。
比べる相手をそもそも間違っているんです。
自分が「できない人」だと認められない
で、それが受け入れられないのは
自分はそこそこできている」と思いたい感情があるからなんです。
一般に、人は自分の立ち位置を実際よりも高く見積もる傾向があるといいます。
つまり、自分というのは自分が思っているよりもポンコツだということです。
私も昔は全くそう思えなくて、
自分はけっこういい線いってると思って生きてました。
だから人に対して常識として期待することが多かったし
できない自分を認めたくなくて、新しいことには一切挑戦しない人生を送ってきました。
新しいことを初めたら、どうしたって
「できない自分」と向き合わなければなりませんからね。
それが本当に嫌で嫌で。
プライドがものすごく高かったんだと思います。
今思うと、
本当につまらないことにこだわってたなぁと思います。
だってプライドを捨てた今のほうが、当時よりもずっとずっと高いところに立てているから。
プライドを捨てたから挑戦できることが増えて、その結果できることが増えたんですから。
何もできないのにプライドばかり高くなる
できない自分を認められないので、できないことに挑戦するのがものすごく怖くなります。
できなかったらどうしよう
失敗して笑われたらどうしよう
って思ってしまうと行動することができません。
そうすると、何もしなくなります。
何もしないので、人としての成長も止まります。
完璧主義でない人はできないことは当たり前だと思っているので
どんどん挑戦してできるようになっていきます。
それを見ている完璧主義の人は、それすらも認められません。
なので
「あんなに頑張っても意味ないでしょ」
「よくそんなにやれるよね」
「暇なんじゃないの」
なんて言葉で自分が挑戦しないことを正当化しようとします。
でも本当はわかってるんです。やらない自分が悪いってこと。
しかし一度口に出してしまった、
「挑戦するなんてバカらしい」
という言葉で引くに引けなくなってしまいます。
こうしてプライドばかり高くて実力の伴わない完璧主義者が出来上がってしまいます。
・・・これが、数年前までの私でした。
自分の周りに殻を作って、できない事実を見たくなくて
どんどん成長していく友人をみていたくなくて・・・
という感じにこじらせていましたね。
完璧主義の特徴
□本は1冊読み切るべきだと思っている
□たくさんの本を読むべきだと思っている
□食事は3食バランス良く食べなければならない
□休みの日は充実させるべきと思っている
□仕事は最後まで責任を持つべきと思う
□誰にでも優しくしなければいけないと思う
□常に前向きでいるべきだと思う
・・・こんなこと考えてませんか?
更に
□他の人はみんな自分より優れていると思う
□いつもできない自分が嫌になる
□何もかも中途半端でうんざりする
って思ってませんか?
完璧主義の人は
①「べき」「ねばならない」が口癖の人が多いです。
そして、
②完璧主義であるがゆえに何もできない人が本当に多い。
「100点取れないくらいなら、やらない」
って思っちゃうわけです。
ではそんな、完璧主義から抜け出すためにはどうしたらいいの でしょうか?
最初からできるはずないから!と理解する
すごく当たり前のことなのに、これがわかっていない人が多いです。
人生で初めて水に入った人が泳げるようになったり
いきなり自転車に乗れるようなこともないんです。
なのに、練習する光景を見たことがないものはなぜか1回でできると思ってしまう。
読書や、家事、仕事、スピーチなど
ある程度デキる人の姿を見ることが多いものほど、そう考える人がたくさんいます。
しかし、すべてのことがこれに当てはまります。
最初から、完璧にデキる人なんていないんです。
みんな、人目につかないところでたくさん練習してきているんです。
1回でできるなんて最初から幻想でしかなくて、それにこだわって挑戦しないなんて本当にもったいないんです。
比べる対象は他人ではなく過去の自分
「あの人みたいにできないから」
「あの人は頭がいいから」
「あの人には才能があるから」
って言って挑戦しない人もいます。
でもその人だって最初は全くできない時期があったんです。
どんなに優秀なピアニストだって、ドの位置の鍵盤を覚えることから初めたんです。
だとしたら、あなたが挑戦しない理由なんてありますか?
かりに何かと今の自分を比較するとしたら
昔の自分と比べてできたかできないか
くらいでしょう。
比べるべきなのは過去の自分であって他人、しかも優秀な他人と比べるものではないということ。
私も自分ができないことができている人を見て
「あの人はそういう星の下に生まれたんだ」
なんて意味のわからない言い訳をして自分を正当化していました。
その人達がどれほど泥臭い努力をしているかも見ずに
私には無理~
なんて言っていたのだから、本当に世間知らずだったなぁと思います。
はじめの一歩はとにかく低く
挑戦のハードルが高く感じられる人は、はじめの一歩がすでに高すぎることも原因です。
例えば料理を作れるようになりたかったら、スパイスから作るカレーよりも市販のルウを使ったカレーから始めるべきですよね。
なのになぜか完璧主義の人は、スパイスから作りたがる。
それは、できてる人と自分のレベルが同じだと思いたいから。
でも、市販のルウでカレーが作れない人には難しいでしょう。
上手に作れるようになるまでに時間もかかります。
しかも食べさせた相手に「美味しくない」と言われる可能性もあります。
だから、「自分、料理苦手なんで」といって挑戦することから逃げてしまう。
だったら、玉ねぎを切ったり人参を切ったり、比較的失敗しにくいところから始めたらいいと思うんです。
この「失敗しにくいところ」から始めるのが、挑戦のポイントです。
なんたって、
「失敗するぐらいならやらない」こそが一番の失敗だから。
脱完璧主義で完璧を目指そう
完璧主義である以上、絶対に完璧を実現させることはできません。
完璧主義はそれだけ行動をやめさせる良くない考え方なんです。
だから矛盾しているようですが、完璧を求めるならば完璧主義を捨てなければなりません。
100点を目指すなら、10点から徐々に得点を上げていくしかないんです。
そしてもう一つ知ってほしいのは、
100%なんてこの世には存在しないということ。
100%ノーリスクなものなんてないし、必ずうまくいく方法もありません。
絶対なんてないんです。
でも、限りなくそこに近づけることはできます。
それが努力であり、挑戦なんですよね。
だから、完璧主義は捨てましょう。
捨てたほうが、限りなく完璧に近づくことができますから。
これを読んだ方が一人でも完璧主義を捨てて、どんどん行動できるように慣ればいいなと思ってるので、
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