こんにちは、いきもです。
読書の秋ですね。
皆さんは本が好きですか?
私は大好きです。
小説も、ノンフィクションも、ビジネスも自己啓発も。
事実、数百の本を読んできたと思います。
読書をしてきてよかったことはたくさんあるけれど
一方で、後悔していることがあります。
それは
読書の記録を全く残してこなかったこと。
これがもう、本っ当に損してた。
記録しないくらいなら読まないほうがよかった、と思っちゃうくらい損してた。
今回は、読者さんに同じような後悔をしてほしくなくてこの記事を書くことにしました。
本を読んだのに、覚えていない
なぜ、記録を取らなかったのかといえば
めんどくさかった。
それだけのことなんです。
フルタイムで働いていたときには
朝早めに出社して車で読み
お昼ごはんを食べ終えたら読み
15時の休み時間に読み
帰宅して食事が終わると読み
というように、時間が空けばむさぼるように本を読んでいました。
1日で3時間位は本を読む時間になっていたと思います。
なのに。
どんな本を読んだか?
読んだことで何を思ったのか?
それを生活に同意かすか?
といったことが全く思い出せない&思いつかないんです。
しかもそれだけ沢山の本を読んでも覚えていないから
「おすすめの本を教えて!」
と言われたとき・・・言葉に詰まってしまいました。
3時間を週5日、3年間続けていたので
約720時間を読書に費やしていたのに
思い出せるのはわずか数冊の本だけ。
これが、私が「記録しないなら読まなきゃよかった」と思う理由。
完全に時間を無駄にしていたという後悔につながっているんです。
何冊読んだって、身につくのはほんのちょぴり
確かに沢山本を読んできたから、知識や考え方が身についたのは事実です。
でも、1冊あたりの身になる情報がほとんど覚えられていないので
100冊読んでようやく1冊分の情報が頭に入る、
という状態でした。
確かに、潜在的に情報が染み込んでいるとは思うんですが。
潜在的に残ってもすぐ取り出せないのでは役に立たない。
それでは圧倒的に時間がもったいない、と今は思います。
だって、私には寿命があるし
1冊の本の情報を顕在的に身につけるのに
10回も20回も読み返している暇はないんです。
記録さえしていたら、
「ああ、こんなことに感情が揺さぶられたんだな」
「これを読んだときはこう思ったんだな」
「たとえ忘れてしまい、手元に本がなくてもすぐ思い出せる」
だから、「記録」をつけることが大事だったんだな、と思います。
記録をつけるって、何を残せばいいの?
今となっては過去のことをどれだけ後悔しても意味がありません。
できることは、「今ここから、読書とどう付き合っていくか」を考えて行動に移すこと。
そのために、私は読書をするときには以下のような決まりをつくって
できる限り守るようにしています。
<目的>
読んだ本のうち、ほんの少しでも自分の中に取り込む
人に紹介したい本をリスト化する
<ルール>
・一気に読まない。
・章ごとに読んで、自分なりに要約する
・要約した内容に対して、①今この瞬間からどう活かすか②実際に何をするか③いつやるか
を記録する
正直、毎回はできてないです。
でもこの感覚を少しでも持つと、本の読み方って変わってくるし
読んだ時間を無駄にすることもありません。
この目的とルールはテンプレートで保存しておいて、
すぐにPCでメモが取れるようにすれば
記録をつけるときのハードルが低くなってよりよいかも。
と書きながら思いました。
後でテキストとPDF版でテンプレ貼りますね。
コピペしてデジタルで、印刷してアナログで、自由に使ってください。
記録しよう。読んだ時間を無駄にしないために。
私が何より後悔しているのは、
時間と意欲を無駄にしたこと。
せっかく「成長しよう」と思って本を読んだのに
かけた時間と意欲が無意味同然になってしまったことは
とてつもない損だな、と思っています。
せっかく時間とお金をかけて本を読んだのだから
自分の中に何か残さなければ本当にもったいないです。
私と同じような本の読み方をしている人は、
ぜひ注意してやってみてほしいなと思います。
9月に入り、読書の秋となりました。
皆さんの読書タイムがより有益なものになるように、
この記事が役に立てれば幸いです。
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