こんにちは、いきもです。
「自分はHSPなんです」
「ADHDなんです」
という発信をよく見るようになりました。
自分の気質や脳の特性を知るというのはすごく大事だけど
「それだけで終わっている」のは本当にもったいないなって思います。
私はこれまで、自分の注意力のなさや、深く考えすぎること、1つのことに集中できないこと、臆病でなかなか踏み出せないことなど
自分の「困った問題」をたくさん見つけては改善策を求めて生きてきました。
いろんな知識を得て、少しずつ前に進んで、を繰り返してきたことで、今すごく快適に暮らせています。
そうした経緯があるけれど、今となって思うのは
「自分がどんなカテゴリにいるのか」「自分がどういう分類をされるのか」
「自分は人と比べてどれくらい劣っているのか」
とか、そこだけ見ていては前に進めないのではないか、ということ。
私個人の話をすると
自分がADHDだとかHSPだということを知るとなんとなく
「じゃあしょうがないよね」「できないのは私のせいじゃないよね」
みたいに考えたくなっちゃうところもあって。
その結果今までできていたこともできなくなっちゃった、みたいな一面もあります。
以前より予定のダブルブッキングが増えたり、
やらなきゃいけないことを先延ばしにしたくなっちゃったり。
それってつまり、自分を責める材料がなくなった分自分を甘えさせちゃうことでもあるのかなって。
欲しいものがあるのなら、そのために払わなきゃいけない対価ってあると思うんですよ。
それは例えばお金だったり、手間だったり、労力だったり、相手が求める対応だったり、勇気だったり、失敗のリスクだったりするわけだけど。
そうしたものを払って何かを手に入れるってこと、もっと積極的にやってかなきゃ自分はこれ以上成長しないんじゃないかなって。
HSPもADHDも、もちろん正しい知識をもっと私は入れる必要があるし、それが足りてないというのも自覚しているのでいろいろな意見があるとは思うのだけど。
ただ、「判断して、自分にレッテルはって、おわり」では
いつまでも望む結果は身につかない。
大切なのはそこからどんな行動をとるかってこと。
どんな行動をとれば、自分が求める「幸せ」を手に入れられるのかってこと。
そこを置いてけぼりにしていては、なかなか現状は買えられないのかなって思います。
ちょっと自分に対して自戒も含めて。
私は昔、自己否定・超ネガティブ思考・人間不信、諦めグセがひどく、どん底ダメダメボロボロの精神状態でした。
しかし、あることをきっかけにそんな状態から脱出することに成功しました。
そのおかげで現在は、不安のない、自分の価値観に合った心地よい人生を送っています。
自分で自分を傷つけたり卑下することもありません。
今までの人生で今が一番幸せ、と思える日々がもう3年続いています。
いきもが自責と不安と失望で真っ暗な状態から人生を180度変えた物語はこちら
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