気遣い上手は気疲れ上手?

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こんにちは、いきもです。

 

突然ですが、あなたは気遣い上手ですか?

 

以前の私は、

口では「全然気が利かなくて!」とか言ってましたが、

 

内心は自分はめちゃくちゃ気遣いしてました。

 

直感的に気が回るし、

相手の求めていることはわかるし、

結構いい線いってると思ってました。

 

でも、人付き合いにすごく疲れていました。

 

で、今はと言うと、

当時に比べたら全然気遣いしてないです。笑

以前の3分の1くらいでしょうか?

 

でもそうしたら

疲れることが、格段に減ったんです。

 

さらに言えば、

癒やされるとか、のんびりできるとか、気を使わなくていいとか

人に言われることが増えました。

  

良かれと思って人に気を使いまくってたのに

そこまで気を使わなくなってからのほうが、人間関係がうまくいっている。

 

今回はどうしたらこの不思議な現象が成立するのか、

私の経験を交えて詳しく話してみたいと思います。

気遣いが疲れる理由

気遣いって、もともと相手のことを思ってやるものなのに、

なんだか疲れてしまう人、多いですよね。

 

気を使うっていうことが、

相手の機嫌を伺うってことになっているように感じます。

 

やっぱり、気遣いも本当は

自分主体でやっていくもんだと思うんですよね。

 

「こうしたら相手は喜ぶかな」

とか

「こうしたら手間が省けるかな」

とか、

そういう相手の「メリット」や「喜び」にフォーカスするものなのに、

 

相手が怒らないように

とか 

不機嫌にならないように

とか、

自分の評価が悪くならないように

とか、

 

そんな理由で気遣いをしている人も

少なくないなと思います。

 

そうすると報われなかった時に

「してあげたのに」

て思いがどうしても湧いてしまうし、

 

なによりそんな気遣いって、何も返ってこないから

普通にしんどいです。

 

気遣いは度が過ぎるとお互いに苦しい

こうしておきました。

ああしておきました。

 

気が利く人が近くにたくさんいることで、

助かると思う反面、

 

「私もなにかしなければ」

 

と焦ってしまうこと、ありませんか?

 

私もこんな経験はしょっちゅうで、

 

事務所の先輩に「気遣いの先を越される」っていうことが

申し訳なくて仕方なかった時期がありました。

 

必死に仕事をさばいていてお客さんに気づかず、

先輩に席を立たせてしまって

 

「すみませんでしたっ!!!」

 

みたいな。

 

次から絶対先輩を立たせるわけにはいかないと、

書類と入り口を交互に見るようなことをして

終業時にはもうぐったり・・・・

 

なんてことも。笑

 

別に先輩は

「あ、いいよいいよ~^^」

ってさらりと言ってくれていたので

 

今思えばそんなに緊張しなくても良かったはずなのだけど。

 

当時の私は深読みが過ぎて、

「笑顔でいいよと言ってるけど、絶対内心この後輩は・・・って思ってる」

といった思い込みでビビりまくっていました。

 

入社してすぐだったし、

人に対する不信感がMAXだってたころなので、

いっぱいいっぱいだったんでしょうね。

  

それにしても、先輩に対してもずいぶん失礼な思い込みだったなと反省しています・・・。

 

ある程度仕事にも慣れ、

先輩たちとも仲良くなってくると

気遣いの先を越されても

 

「すみません!ありがとうございました!^^」

「いいよいいよ~^^」

 

でお互い済むようになって。

 

先輩と親しくなってご飯を食べに行くようになってから

 

「いきもちゃん、最初の頃めちゃめちゃ気を使ってたから、

どう接してあげればいいかわかんなかった笑」

「やってあげたら自分を責めそうだったし、かといって行けっていうのもなんかお局様みたいで嫌な感じでしょ?だから今くらいのフランクな関係になれてよかった^^」

 

って。

 

なんと、私が「社会人の常識」だと思って必死に守っていたもののせいで

先輩との距離を作っていたとは。

 

気が利くことや迷惑をかけないことよりも、

相手の抱えている思いに気づくことのほうがよっぽど大事なんだな

ってことをこの経験から知りました。

 

気遣い下手といるメリット

一方で、気遣いがあまり得意ではない人との関係も

私はわりと気に入っています。

 

ようするに、マイペースに我が道を行くタイプの人。

 

最初は相手のペースに振り回されまくるので、

「疲れる・・・」

と思うことがめちゃめちゃ多かったんですが、

 

今は気遣いさんよりも居心地がいいと感じることが増えました。

 

それはなぜか?

 

相手と同じスタンスでいること

という基準が私の中に生まれたからです。

  

人の価値基準って、いろいろだけど、

自分の中での「あり」と「なし」というルールを持ってるとも言えて。

 

ほとんどの人は

自分の「あり」と「なし」の範囲の中で行動するようです。

そして、その基準で他者を評価します。

  

 

例えば私の友人は、

「行きたいところは行きたいと言う派」

なんですが、

 

一方で

「一緒にいる友だちが行きたいと言ったら喜んで付き合う」

というスタンスを持ってます。

 

自分がそうしたい気持ちがあるし、そうするのが当然だと。

 

逆に、言わなければ「意志がない」ということだとみなされても

仕方がないと。

 

 

最初はそれがわからなくて、

「私が付き合うのは当然だけど、付き合わせるのはちょっと・・・」

だったのでフラストレーションたまりまくりでした。

 

相手からしても、不可解だったんじゃなかなと。

 

だけど、

「私も言っていいし、相手も当然だと思ってる」

ということがわかってからは

物怖じせずに「ここに行きたい」と言えるようになりました。

 

もちろん「じゃあ私はこっちの店見てるね」ということもあるけど、

それは私も同じようにしていい

ってことだと判断しているので、それでお互い満足だし、うまくいっています。

 

おかげでもう16年の中ですが、相変わらず心地よい関係性を維持しています。

 

気遣いって、お互いの関係の心地よさを願ってするもの

そうなると、

「自分はルールを無視してもいいけど他人は守れ」

ってスタンスの人はどうすればいいの?

 

と思うかもしれません。

 

はっきり言って、

そういう人とはお近づきにならないよう最大限努力する

のが一番だと思います。

 

だって、どれだけ相手に気を使っても相手はそれを返してくれないのだから。

 

尽くす意味、あるのかな?

って思います。

 

人間関係に問題を抱えている人の多くは、

こうした「人を思う気持ち」がちょっと欠けてる人に困ってるんです。

 

そういう人に認めてもらおうとしたり、

仲良くなろうとしたりしちゃうけれど、

どれだけ尽くしても、そういう人からは何も返ってきません。

 

離れられるなら離れちゃったほうが絶対いい。

 

なんなら、出会ったときからよく観察して、

「お近づきになりたくない人」として遠ざける必要があると思ってます。

 

そりゃ人を切り捨てるようで、

多少の罪悪感が無いとは言わないけど、

 

自分はよくて相手はダメなんて、

いくらなんでもわがままが過ぎるじゃないですか。

 

私はあなたのお母さんではない。

わがまま放題の人を見るたび、私はそう思っています。

 

だから、気遣いは「この人と仲良くなりたい」「良い関係を築きたい」と思う相手に贈り物としてやるものであって、

 

怒られないためとか

そしられないためとか

そんな理由でやるものではないのかなって。

 

そんな理由でやってる気遣いは、もれなく「ストレス」がたまりますから、

すぐ見分けはつくと思います。

 

思い切って、関係を最低限に抑えるというのも

一つの手だと思います。

 

わがままな人や、自分のことしか考えない人というのは

「人のことを考えられる人」の集団には居続けられない習性もあるので

 

ある程度そうした人付き合いを増やしていくと、もはやそういう人と出会うことすら少なくなるという状態になります^^

 

まとめ

さて、わちゃわちゃ書きましたが、

気遣いが良い方向に向くためのポイントは

 

・気遣いをすることを目的にしない

・相手の行動を観察して気遣いのレベルを判断する

・気遣いは自分がしたいと思う相手にする

 

と言った感じですかね^^

 

気遣い疲れに困っている人はぜひ参考にしてみてくださいね*

 


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ABOUTこの記事をかいた人

HSP内向軽度ADHD 不安と卑屈でいっぱいの人生を心と頭に関する知識で改善。 知るだけで生きやすくなる思考を発信中。 ●刺激少なめゆとり生活 ●ギクシャク関係だった夫と円満化 ●過干渉な母との関係改善 ●人見知り克服 ●信頼・感謝の人間関係 ●自分に合うお仕事発見 ●注意欠如やパニックによる失敗の激減 3度の飯と読書がすき。